2019年3月25日(月)

弁護側「賄賂の必要なし」 治験補助業務巡る汚職事件

中部
2019/2/13 19:17
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愛知県瀬戸市の公立陶生病院が発注した臨床試験(治験)の補助業務を巡り、息子の妻だった女性を雇用させ、賄賂として給与を振り込ませたとして第三者供賄罪に問われた呼吸器・アレルギー疾患内科部長、谷口博之被告(64)の最終弁論が13日、名古屋地裁(神田大助裁判長)であり、谷口被告の弁護側は発注が必然的なものだったとして「賄賂をもらう必要性はなかった」と無罪を主張した。

別会社が当初受注していた業務を贈賄罪に問われた小曽根秀明被告(55)が独立、設立した新会社に担当させたことについて、「顔ぶれが同じ新会社に発注する方が安全性に問題がなかった」と指摘した。

小曽根被告の弁護側も「信用性の乏しい関係者証言を端緒にして予断と偏見を持って捜査を進めた」と批判、無罪判決を求めた。

検察側は5日の論告で谷口被告に懲役2年、小曽根被告には懲役1年を求刑。公判は13日、結審した。判決は3月20日。

起訴状によると、谷口被告は2014年10月~15年3月、小曽根被告らから4回にわたり、別会社が請け負う業務を臨床試験支援会社「ASOCIA」が受注できるよう依頼を受け、その報酬として女性を同社に雇用させ、15年3~9月に勤務実態がないのに計約94万円を女性の口座に振り込ませたとしている。〔共同〕

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