2019年6月18日(火)

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W杯イヤー 小学生ラガー熱く 2月下旬に全国大会

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2019/2/15 6:30
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目指せ未来のラグビー日本代表――。小学校5、6年生のラグビーチームが日本一を競う「ヒーローズカップ」の決勝大会が2月23日と24日に横浜市で開催される。日本代表選手として名をはせた林敏之さんが育てた大会だ。全国6ブロックの予選を勝ち上がった16チームが参加する。秋にはワールドカップ(W杯)と連動、日本の優勝チームを含めた世界8カ国で試合をする子どもW杯構想も進行中だ。

「ヒーローズカップ」の前回決勝大会。主将を中心に子どもたちが考え、一致団結するプレーを重視する

「ヒーローズカップ」の前回決勝大会。主将を中心に子どもたちが考え、一致団結するプレーを重視する

日本の大会を運営するのは特定非営利活動法人「ヒーローズ」。会長の林さんは往年のラグビーファンにとってあこがれの選手だった。同志社大学で大学日本一に輝き、神戸製鋼では日本選手権7連覇に貢献した。日本代表を13年間務め、代表キャップ38。第1回W杯の日本代表主将。オックスフォード大に留学し、伝統のケンブリッジ大との定期戦に出場、英国で文武両道の証しであるブルーの称号を得る。オックスフォード歴代ベストメンバーにも選ばれた伝説のラガーだ。

「ヒーローズカップ」は林さんが全国的な大会に育てた

「ヒーローズカップ」は林さんが全国的な大会に育てた

現役引退後、所属していた神戸製鋼グループ企業で勤務しながら2006年に組織を立ち上げた。子どもたちの交流試合は地元の関西所属のスクールからスタート。11回目の今大会参加チームは地区予選で前回の236を上回る過去最多の240超。参加人数も約1万8000人と国内最大級の子どもたちの大会になった。

予選を勝ち抜き、6回目の挑戦で初めて決勝大会進出を決めた江東ラグビークラブ(東京都江東区)。幼児から中学生まで約150人が参加。5、6年生は37人だ。事務局長の足立寛さんは平日は出版社勤務、土・日曜日にボランティアで練習の手伝いなどで汗をかく。

江東ラグビークラブは今回、6回目の挑戦で初めて決勝大会進出を決めた

江東ラグビークラブは今回、6回目の挑戦で初めて決勝大会進出を決めた

9人制のミニゲームだが、迫力は十分だ。試合中はプレーする子どもたちに、監督・コーチがベンチや観客席から指示することは一切禁止。キャプテンを中心に子どもたちが考え、一致団結するプレーを重視する。

秋に開催されるW杯を見据えて林さんが探るのが、子どもたちのW杯開催。「W杯の時期に、世界8カ国くらいの子どもたちを招待し、交流試合をしたい」。プロジェクトが実現に向けて進行中という。林さんが大切にするのが人の和。「ONE for ALL, ALL for ONE」がラグビーで培った精神だ。「勝った人だけがヒーローではない。将来がある子どもは、みんなが人生のヒーローになれる」

ヒーローズの決勝大会の舞台は、W杯日本大会で10月の日本―スコットランド戦や11月の決勝も行われる横浜国際総合競技場。満身のタックルや強烈な突進で人々に感動を与えたヒーローが未来の日本代表に優しい目を注ぐ。

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