北朝鮮、核燃料を生産継続 米研究者分析、開発は鈍化

2019/2/13 10:13
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【ワシントン=共同】米ロスアラモス国立研究所のヘッカー元所長らスタンフォード大の研究者は12日までに、北朝鮮が2018年も核燃料製造を続け、核兵器5~7個分に相当するプルトニウムや高濃縮ウランを生産した可能性があるとの報告書を発表した。核・ミサイルの高度化が急速に進んでいた時期に実験を中止したことで開発スピードが鈍化し、米国などへの脅威は17年時点より下がったと分析した。

北朝鮮の軍事パレード(18年9月)=ロイター

ヘッカー氏らは昨年5月に公表した「北朝鮮非核化への技術ロードマップ」と題された報告書を今月11日付で更新。北朝鮮と韓国の融和進展、昨年6月の初の米朝首脳会談により「朝鮮半島での戦争の脅威は劇的に低下した」と評価した。

一方、北朝鮮は米朝間の非核化交渉中も核燃料を生産し、保有核兵器が17年段階の推定30個から35~37個に増えた可能性があると明記した。

非核化作業に最長10年を要するとの昨年5月時点の見方を堅持。非核化実現には(1)凍結(2)縮小(3)廃棄――の段階的なとり組みが必要との見解を示した。ヘッカー氏は10年に訪朝し、寧辺のウラン濃縮施設を視察したこともある核物理学者。

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