2019年3月23日(土)

携帯音楽、若者11億人に難聴の危険 WHOが音量基準

2019/2/13 9:19
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【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は12日、スマートフォンなどの携帯音楽機器で長時間、大音量の音楽を聴き続けると聴覚障害になる恐れがあるとして、音量制限機能などの搭載を求める国際基準を発表した。現状では、世界の若者(12~35歳)の半数近くに当たる11億人が難聴になる危険性が高いと警告した。

WHOは「一度失った聴力は戻らないと理解すべきだ」と強調、各国政府やメーカーに国際基準に沿った規制や機器の製造を要請している。

国際基準は国際電気通信連合(ITU)と共同で策定。安全利用の目安を大人で音量80デシベル、子供で75デシベルを1週間に40時間までとし、機器にどの音量をどのくらい聴いたかを明示する機能を付けるべきだとしている。大音量で聴き続けた場合、自動的に音量を下げる機能も必要だとした。

さらにナイトクラブやディスコ、競技場などでも大音量にさらされるリスクが高まっているとして規制を求めている。

WHOによると、世界で聴覚障害に苦しむ人は約4億6600万人で、うち3400万人が子供。50年には9億人に達するとの試算もある。

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