2019年5月26日(日)

フィリピン大統領 「国名をいつか『マハルリカ』に」

2019/2/13 8:35
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【マニラ=遠藤淳】フィリピンのドゥテルテ大統領は11日の南部マギンダナオ州での演説で「かつてマルコス大統領が国名を『マハルリカ共和国』に変更しようとしたのは正しかった」と発言した。現在の国名は植民地時代の名残だとして「いつか変えたらいい」と述べた。実現性は乏しいものの、国家としての自立を促す一手段として議論を呼びそうだ。

ドゥテルテ大統領はいつか国名変更すべきとの認識を示した(2018年12月、東サマール州)=ロイター

ドゥテルテ大統領はいつか国名変更すべきとの認識を示した(2018年12月、東サマール州)=ロイター

フィリピンは1898年まで300年以上、スペインに支配され、国名は後にスペイン国王フェリペ2世となるフェリペ皇太子にちなんで名づけられた。ドゥテルテ氏は国家の主体性を高めることをかねて訴えており、植民地時代を映す国名にも矢を向けた格好だ。

長期独裁政権を敷いたマルコス大統領は1978年にマハルリカに変更するよう求めたが、立ち消えになった。当時の政府当局の説明によると、マハルリカはサンスクリット語から来た言葉で「気高く誕生した」という意味だという。

もっとも、パネロ大統領報道官は12日に国名を変更するには議会で法律を制定し、国民投票にかけるなどの手続きが必要だと説明。「大統領の個人的なアイデアだ」と話した。

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