2019年2月20日(水)

トランプ氏、与野党の予算合意に「満足せず」

トランプ政権
北米
2019/2/13 4:27
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【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は12日、与野党が基本合意した新たな予算案について「満足していない」と述べ、現状のままでは署名しない可能性を示唆した。メキシコ国境の壁の建設費が要求通り盛り込まれなかったことを念頭に、野党・民主党に一段の譲歩を促した。予算期限を迎える15日までに政府機関の一部閉鎖を避けられるかは不透明だ。

12日、閣議で発言するトランプ米大統領(ワシントン)=AP

閣議の冒頭で記者団に語った。与野党案のさらなる精査が必要だとしつつも「我々に出してきた案に強い不満を持っている」と民主党を批判した。再び政府閉鎖が起きる可能性に関して「閉鎖になるとは思わないし、望んでいない。もし起こるとしたら、民主党の責任だ」と主張した。

米メディアによると、与野党が11日に基本合意した新予算案では13億7500万ドル(約1500億円)を投じて55マイル(約90キロメートル)のフェンスを国境沿いに新設する。トランプ氏が壁の建設費として予算計上を求めていた57億ドルを大幅に下回る。

トランプ氏は議会の妥協案に納得できない場合に備え、議会承認を得ずに国防予算などから壁の建設費を捻出する非常事態宣言など「すべてを考えている」と言及した。

与野党の上院トップは12日、それぞれ基本合意案を歓迎する意向を表明した。政府の一部閉鎖を避けるためには、現行予算の期限である15日までに上下両院が新予算を可決し、トランプ氏が署名する必要がある。

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