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平成の人気バイト、「かっこいい」から「スキル」に

平成時代に人気を集めたアルバイトはカラオケや携帯ショップ、スターバックスコーヒーの店員――。人材紹介大手のパーソルキャリア(東京・千代田)は12日、平成のアルバイト市場を振り返る調査結果を発表した。各年代を通じて流行や最先端のサービスに関わる職種の人気が高かった。近年は就職活動を意識し、スキル向上を基準に仕事を選ぶ学生も多いという。

同社が運営するアルバイト求人サービス「an」で、過去に掲載した求人情報を元に、平成時代を3つの時期に分類して振り返った。

1991年(平成3年)までのバブル期は、人気バイトの条件が高度経済成長時代の「稼げる」から「かっこいい」に変化したと分析。当時流行していたカラオケやボウリング場で働く若年層が急増した。映画の影響でスキーブームも到来し、スキー場やペンションでの「リゾートバイト」の人気を後押しした。

91年から2002年(平成14年)のバブル崩壊から平成不況期は携帯電話が普及し始め、最先端の機器に携わる携帯ショップでのアルバイトに人気が集まった。「携帯ショップで働くことが一種のステータスになるような風潮」もあった。

02年以降の近年は価値観の多様化により「個人の様々なニーズに応える求人が人気」となった。趣味関連や、就職に役立つスキルを身に付けられる仕事のニーズが高まっているという。

同社の17年の学生人気アルバイト調査で1位となったスターバックスコーヒーも、理由として「接客スキルが身につきそう」が挙がった。音楽やアニメといった趣味を生かせるアニメイトやタワーレコードもトップ10に入った。

平成の30年。他人から個人へと軸足が移る社会の変化が人気アルバイトの変遷からもうかがえた。

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