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実力も人気も 女子ゴルフ「黄金世代」が新シーズン
編集委員 吉良幸雄

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2019/2/14 6:30
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女子ゴルフの畑岡奈紗、勝みなみ、新垣比菜、小祝さくら、大里桃子、原英莉花……。いずれも1998~99年生まれで、現在20歳の「黄金世代」だ。昨年、日米ツアーで大活躍した彼女たちは、1月には振り袖を着て成人式にも出席、現在は国内外でトレーニングや練習の真っ最中である。体を鍛え、技を磨き、2019年新シーズンで、さらなるジャンプアップを目指す。畑岡を除く5人(ほかに1学年上で賞金ランク11位の松田鈴英も)は2月3日放映の「ジャンクスポーツ」(フジテレビ系)にも出演。実力に人気を兼ね備えた黄金世代に、今季はさらに注目が集まりそうだ。

日本女子プロゴルフ協会で2018年シーズンの敢闘賞に選ばれた(左から)大里、新垣、勝、小祝、松田鈴英、原=共同

日本女子プロゴルフ協会で2018年シーズンの敢闘賞に選ばれた(左から)大里、新垣、勝、小祝、松田鈴英、原=共同

16年日本女子オープン(栃木・烏山城CC)で、史上最年少の17歳で国内メジャー制覇を果たした畑岡は、同年10月にいち早くプロに転向した。米ツアー参戦2年目の昨季は、アーカンソー選手権(6月)、TOTOジャパンクラシック(11月)と2勝をマーク、世界ランクは6位に浮上している。海外メジャー制覇を最大の目標に掲げる今季の米ツアーはすでにスタート。畑岡は1月中旬の開幕戦、トーナメント・オブ・チャンピオンズ(フロリダ)を16位で滑り出した。18年11月の米ツアー最終戦の後も日タイ対抗戦(タイ)やスポンサーのイベントなど多忙で、年内は思うようなトレーニングができなかった。初戦は「成績よりも試合勘を取り戻す。楽しくやりたい」と話していた。最終日を4アンダーで回ったから、まずは無難な初戦といえよう。2月のオーストラリアの2試合をスキップし、次戦はタイでのホンダLPGA(2月21~24日)。4週間のオフは拠点に構えた米フロリダ、茨城県の実家で調整を続ける。

畑岡は1月中旬の米ツアー開幕戦を16位で滑り出した=共同

畑岡は1月中旬の米ツアー開幕戦を16位で滑り出した=共同

勝みなみ「賞金女王を狙う」

14年KKT杯バンテリン(熊本)を史上最年少の15歳で制し、黄金世代で最初に脚光を浴びた勝は昨年、序盤戦は順調だったが、夏場から秋にかけて予選落ちが続き大苦戦した。それでも大王製紙エリエール(11月、愛媛)でプロとして念願のツアー初優勝を果たし、賞金ランク9位で終えた。今季は「賞金女王を狙う」と勇ましい。課題は明確だ。「フェアウエーキープ率(18年は55.44%、ランク90位)を上げたい。ドライバーの精度を上げ、飛距離アップも」。後半戦はドライバーショットが乱れ、フェアウエーを外すことも多かった半面、アプローチが上達したという手応えもある。フェアウエーキープ率が上がれば、おのずとパーオン率(64.23%、70位)も上がるはず。平均パット数はランク2位だっただけに、ツアー3勝目、4勝目と勝利を重ね、女王争いに名乗りをあげるのも、それほど高いハードルではないだろう。東京に拠点を置く勝は、年末年始を3月のアクサ女子(宮崎)で帰って以来久しぶりに鹿児島の実家で過ごし、1月後半からタイで合宿。「体幹やお尻(周りの筋肉)を重点的に鍛えて飛距離をアップし、ショットも安定させたい」と話す。

勝は昨年11月、大王製紙エリエールでプロ転向後初のツアー優勝を果たした=共同

勝は昨年11月、大王製紙エリエールでプロ転向後初のツアー優勝を果たした=共同

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