2019年6月27日(木)

本人採取でHPV検査を 福井大、有効性確認へ調査

2019/2/12 10:11
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福井大と日本対がん協会(東京)は12日までに、子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)を検出する「HPV検査」を、本人が採取した検体で実施可能とするための調査を始めたと発表した。医師が採取する場合と精度を比較し、有効性を確認する。手軽に検査できるようにすることで、がんの予防や早期発見につなげる狙い。

福井大などの調査で使われる自己採取のHPV検査キット=共同

福井大などによると、現在は医師が採取した細胞を使い、HPV検査や、がんやがんにつながる病変がないかを調べる子宮頸がん検診が行われており、男性医師への抵抗感などから受診しない人も少なくない。

調査は1月上旬に開始。8月までに20~65歳の約100人に、海外で普及しているオランダ製のキットを使った自己採取検査と、医師採取検査の両方を受けてもらう。結果が9割程度一致していれば、来年にも福井県内の検診未受診者にキットを送り、陽性が出た人に受診を呼び掛ける。

対がん協会によると、子宮頸がんは国内で年間1万人がかかるとされるが、検診の受診率は約40%で、国が目標に掲げる50%に届いていない。

福井大の吉田好雄教授(婦人科腫瘍)は記者会見で「日本ではワクチンが普及しておらず、検診にもハードルを感じる人が多い。自己採取検査が突破口になると期待している」と話した。〔共同〕

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