2019年4月23日(火)

革命40周年 イラン大統領、ミサイル開発継続を表明

中東・アフリカ
2019/2/12 0:24
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【テヘラン=岐部秀光】イラン各地で11日、1979年に親米のパーレビ王政を打倒したイスラム革命40周年を祝う式典が開かれた。政府は米トランプ政権との対立が深まるなか、「反米」を旗印にした結束を強調した。

11日のイラン革命40周年を祝うテヘラン市民=AP

ロウハニ大統領は首都テヘランで「イラン人はいまも革命のスローガンと理念とともにある」と演説。イランと対立する米国だけでなく欧州からも懸念を向けられているミサイル開発について「どの国からも指図は受けない」と指摘し、引き続き進める立場をあきらかにした。

テヘランでは革命の主要な舞台のひとつとなったアザディ広場などで、政府によって動員されたとみられる兵士や聖職者、学生など数十万人が行進し、「米国に死を! イスラエルに死を!」などと叫んだ。

革命後の79年11月、ホメイニ師を支持する学生がテヘランの米大使館を占拠、外交官らを444日にわたって拘束した。事件を機にイランと米国の関係は急速に悪化。ブッシュ元米大統領(子)はイランを、フセイン政権下のイラク、北朝鮮とならぶ「悪の枢軸」と呼んだ。

オバマ前米大統領は、イランによる核兵器の開発疑惑に対応し、英独仏中ロとともにイラン核合意を主導した。イランの原子力活動を大幅に制限するかわりに、核関連の制裁を解除する取り決めで、ひとまずイランによる核の脅威を封じ込めようとした。

しかし、イランを敵視するトランプ米大統領は核合意から一方的に離脱を表明。イラン経済は18年に復活した米制裁の効果で欧州からの投資も急減するなど苦しい状況に追い込まれた。

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