2019年3月20日(水)

在位30年式典に顔認証システム 入場時間短縮に活用

天皇退位
政治
2019/2/11 2:00
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政府は24日に都内で開く天皇陛下の在位30年記念式典の本人確認に顔認証システムを活用する。事前に登録した顔の画像を使って本人かどうかを見分け、入場時の時間を短縮する。参列者になりすました侵入などを防ぐテロ対策にも使う。政府主催の行事で顔認証を導入するのは初めて。

在位30年記念式典は東京・国立劇場で開き、天皇、皇后両陛下が臨席される(写真は1月の「歌会始の儀」)=共同

在位30年記念式典は東京・国立劇場で開き、天皇、皇后両陛下が臨席される(写真は1月の「歌会始の儀」)=共同

式典の参加者は事前にスマートフォンなどで撮影した自分の顔写真を専用サイトに登録。政府から配られるQRコード付きの受付票を会場入り口の読み取り機にかざし、同一人物かどうかを判別させる。政府関係者によると、99%以上の確率で識別できるという。

式典当日には読み取り機が設定され、約400人の利用を見込んでいる。顔認証を経て入場するまでの時間は1人当たり10秒程度。職員が紙と照らし合わせて手続きする方法と比べて大幅に時間を短縮できる。受け付けに対応する職員は十数人程度と、手作業に比べて半分にできる見込みだ。

在位30年記念式典は東京・国立劇場で開く。天皇、皇后両陛下が臨席され、安倍晋三首相や閣僚が出席する。顔認証の活用は、新天皇の即位を国内外に宣明する10月22日の「即位礼正殿の儀」などでも検討する。

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