2019年2月20日(水)

ノーベル賞の元大統領に性的暴行疑惑、中米コスタリカ

中南米
2019/2/10 7:35
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【メキシコシティ=丸山修一】ノーベル平和賞を受賞したこともある中米コスタリカのアリアス元大統領(78)に対して性的暴行疑惑が相次いで浮上している。地元メディアによると同国の平和活動家の女性に続き、元ミス・コスタリカの女性も8日までに告訴に踏み切った。このほかにも複数の女性が被害を受けたとしている。

コスタリカのアリアス元大統領=ロイター

元ミス・コスタリカの女性は2015年、SNSを通じて接触してきたアリアス氏から著書を贈呈すると言われて、首都サンホセにある自宅を訪問した。その際に無理やり服の上から胸を触られたりキスをされたりした被害にあったという。女性は「尊敬している有名人からこうした行為をされるとは思わなかった。非常にショックだ」と語っている。

核兵器廃絶を目指す地元の非政府組織(NGO)の代表を務めていた女性も4日に告訴した。14年12月にNGO活動に関する書類を渡すためにアリアス氏の自宅を訪問。帰り際に後ろから抱きつかれ、キスをされたりしたという。アリアス氏はNGO代表の女性からの告訴について「訴えを、きっぱりと否定する」との声明を出したが、他にも複数の女性が被害を公表している。

アリアス氏は1986~90年、06~10年の2期に渡って大統領を務めた経験を持つ。中米和平に貢献したとして、87年にノーベル平和賞を受賞している。

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