2019年2月20日(水)

統計不正、報告5日遅れ 野党は「組織的隠蔽」追及

統計不正
経済
政治
2019/2/8 20:39
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毎月勤労統計の不正問題で事実上更迭となった厚生労働省の大西康之前政策統括官は8日、衆院予算委員会に参考人として出席した。不正を2018年12月13日に把握したと認め、部下の参事官を通じて定塚由美子官房長らに報告したのは5日後の12月18日だったと説明した。

衆院予算委にで答弁する厚労省の大西前政策統括官(8日)

衆院予算委にで答弁する厚労省の大西前政策統括官(8日)

立憲民主党の逢坂誠二政調会長は「内部で何とか封じ込められないのかという意図があったように思える」と国会内で記者団に語った。野党は厚労省の対応に関して組織的隠蔽の疑いもあるとみて追及する構えだ。

大西氏が事実上の更迭後、答弁するのは初めて。毎勤統計の不正をめぐっては根本匠厚労相が報告を受けたのは12月20日で、翌21日に不正統計をもとに算出した給付を含む2019年度予算案を閣議決定したが、昨年末に統計不正が発覚。雇用保険の失業給付などの関連費目を修正し、1月に閣議決定をやり直す異例の対応となった。

定塚官房長は衆院予算委で、中立性が疑われている特別監察委員会の調査報告書について「官房人事課職員が委員会の指示のもとで報告書のたたき台を事務的に作成した」と語った。立民の川内博史氏への答弁。

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