2019年6月27日(木)

オートバックス、高齢者見守りIoTサービス参入

2019/2/8 14:16
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日経デジタルヘルス

カー用品大手のオートバックスセブンは、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用して杖(つえ)に装着して高齢者を見守る機器を開発し、介護・健康などに関する展示会「東京ケアウィーク2019」(2月6日~8日、東京ビッグサイト)で披露した。高齢者の位置情報や移動情報を家族や介護者に提供したり、緊急通知ボタンが押された際に現在地を通知したりするサービスを想定している。現在開発中で19年夏ごろにサービスを開始する予定だ。

杖に装着して高齢者を見守る

杖に装着して高齢者を見守る

■独自のIoTプラットフォーム構築

同社はこれまでに、北九州市でIoTを活用した高齢者見守りサービスの実証実験に取り組むなど、高齢者と家族に安心・安全を訴求する事業の検討を進めてきた。こうした知見を生かして19年1月31日に、安心・安全な生活に貢献する新ブランド「WEAR+i(ウェア・アイ)」を立ち上げた。独自のIoTプラットフォームを構築して、自動車向けだけでなく、介護福祉や地域防災、農業支援、環境保全などに対応するサービスを新たな事業として展開していく。

杖に装着するIoT機器は、無線通信「LPWA(ロー・パワー・ワイド・エリア)」に対応した通信モジュールや全地球測位システム(GPS)受信機、緊急通知ボタンを備えている。本体価格は税別1万円以下を予定しており、月額利用料は税別500円以下にする計画。杖に容易に装着できるように、大きさは40×30×10ミリメートル以内、重さは約30グラムを目指している。

ロボットとの会話を通じて見守る

ロボットとの会話を通じて見守る

このほかに対話機能を備えるハタプロ(東京・港)のミミズク型ロボット「ZUKKU(ズック)」を活用した見守りサービスも紹介した。会話を通じた「ゆるやかな見守り」を目指しており、例えば会話の中で「のどが痛い」というキーワードがあれば、風邪の可能性を家族などに伝える。こちらも19年夏ごろのサービス開始を計画している。本体価格は税別5万円以下、月額利用料は税別1000円以下になる予定。専用アプリを内蔵した7インチのタブレット端末が付属する。

(日経 xTECH/日経デジタルヘルス 河合基伸)

[日経デジタルヘルス 2019年2月7日掲載]

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