2019年5月27日(月)

ルノー、ゴーン前CEOの不正疑惑を検察に通報

2019/2/7 21:12
保存
共有
印刷
その他

【パリ=白石透冴】フランス自動車大手ルノーは7日、前会長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーン被告が同社がベルサイユ宮殿を支援した文化事業をめぐり、不正な便宜を受けていた疑いがあり、検察当局に通報することを決めたと発表した。ゴーン被告は会長を務めていた日産自動車での不正疑惑が浮上している。ルノーでの不正疑惑が明らかになったのは初めてとなる。

日産自動車カルロス・ゴーン元会長

日産自動車カルロス・ゴーン元会長

ルノーの発表などによると、同社は2016年6月に文化事業などを支援する契約をパリ近郊にあるベルサイユ宮殿と結んだ。ゴーン被告はその見返りとして同年10月、妻キャロルさんとの結婚披露宴のために宮殿内の大トリアノン宮殿を使ったという。

ルノーはゴーン被告が受けた宮殿使用の5万ユーロ(約620万円)に相当する対価が「個人的な利益」だった疑いがあるとしている。社内調査には限界があるため、検察当局への通報を決めたという。仏メディアによると、ルノーは同日、検察当局に疑惑を通報した。

これまでゴーン被告の資金を巡る疑惑は、日産自動車やオランダにある企業連合の統括会社に限られていた。統括会社については、日産とルノーは共同で調査を始めている。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報