2019年3月24日(日)

高崎高島屋、地下食料品売り場を改装 若年層に的

小売り・外食
北関東・信越
2019/2/7 22:00
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高崎高島屋(群馬県高崎市)は地下1階の食料品売り場を改装した。人気のカプセル式コーヒーメーカー店が出店したほか、若年層に人気のベーカリーや酒類の品ぞろえを増やした。2017年の全館改装で化粧品売り場を中心に40代以下の来店客が増えている。しかし地下売り場は依然、中高年層が中心で、今回の改装により若年層の館内の買い回りを促進する。

品ぞろえを増やし飲食スペースを広げたベーカリーカフェ「フォション」

カプセル式コーヒーメーカーを販売する「ネスプレッソミニ」は北関東初出店

地下1階のうち酒類売り場とベーカリーカフェ「フォション」の約220平方メートルを改装し、「ワールドフーズ&リカーガーデン」と名付けた。フォションは他の売り場と店内を仕切っていた壁を取り払い、カフェスペースの座席を6席から12席に増やした。また、サンドイッチやキッシュなど顧客の要望の多かったメニューを追加。パンの種類も38種類から51種類に増やした。

酒類売り場では「水芭蕉」「赤城山」といった地酒のほか、洋酒の品ぞろえを増やした。フランスの「ルロワ」のワインを15種類増やして65種類にしたほか、国内産ワインも従来の2倍の40種類を販売する。

またフォションの隣にカプセル式コーヒーメーカーを販売する「ネスプレッソミニ」が北関東で初めて出店した。コーヒーメーカー8機種とコーヒーカプセル25種類を扱う。高崎高島屋販売第2部の太田智也部長は「コーヒーメーカーを扱っている店は多いが、カプセルも購入したいという声が多かった」と話す。

高崎高島屋はJR高崎駅前の再開発に合わせ、17年9月から改装を進めており、来店客数は前年比2割増と好調に推移している。特に「ロクシタン」など新規ブランドを投入した1~2階の化粧品売り場は10~20代の客が増えたという。一方、食料品売り場の客は従来の50~60代が大半を占めており、太田部長は「改装により、上の階を訪れた若年層のお客の買い回りを促したい」と話す。

百貨店の衣料品販売は全般的に不振だが、消耗品である食料品は「リピーターの拡大にもつながる」(太田部長)とみている。ワールドフーズ&リカーガーデンで改装後半年間で前年同期比15%増の売り上げを目指す。

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