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渋谷工業、今期2%減益 農業設備事業の採算悪化

渋谷工業は7日、2019年6月期の連結純利益が前期比2%減の73億円になりそうだと発表した。従来予想の75億円から下方修正した。子会社で手掛ける農業用設備事業で一部製品が価格競争に陥り、採算が悪化する。中国経済の減速を背景に半導体製造装置の販売も伸び悩む。

売上高は前期比10%増の1080億円と従来予想を据え置き、同社として初めて1000億円の大台に達するとの見通しは変えなかった。主力の充填プラントは食品向けを中心に国内受注が好調を保つ。記者会見した渋谷弘利社長は「米中貿易摩擦の直接の影響は受けていない」と語った。

今期の設備投資計画は46億5千万円と期初見通しの56億円から引き下げた。金沢市内で建設中の医療機器工場の完成が来期にずれ込むことが響く。一方、同市の本社敷地内で新たに5億円を投じ、社員向けの立体駐車場を建設する計画を明らかにした。

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