2019年2月20日(水)

福島第1の2号機調査、13日にも 溶融燃料に初接触

北海道・東北
科学&新技術
2019/2/7 18:09
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東京電力は7日、福島第1原子力発電所の2号機で原子炉格納容器内に溶け落ちた核燃料に初めて接触する調査を13日にも実施すると発表した。硬さやもろさなどを確かめて、燃料をどのように取り出すべきか検討する。

福島第1原発では2011年の事故で炉心溶融(メルトダウン)が起き、高温になった燃料が格納容器底部まで溶け落ちた。溶融燃料を取り出す機器の開発や、取り出し計画を立てるには、まだ内部の情報が足りない。

調査には、先端に燃料を挟む2本の指のような構造を取り付けた釣りざお状の装置を使う。1日かけて格納容器底部2~3カ所の堆積物に触り、硬さやもろさなどを調べる。格納容器の外に持ち出したり、分析したりする予定はないという。

東電は19年度の下期に、少量の溶融燃料を取り出すサンプリング調査を計画する。今回の調査結果を生かし、詳細を詰める。ただ、限られた範囲での調査のため、炉心溶融を起こした1~3号機全体にデータを当てはめることはできないという。

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