2019年4月23日(火)

サイバー空間の脅威深刻、被害つかみにくく

2019/2/7 11:05
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警察当局が危機感を強めているのがサイバー犯罪だ。2018年の摘発件数は前年とほぼ横ばいの9046件。ただ表面化していない被害も多いとみられ、実態はつかみきれない。警察庁はネットの脆弱性を探る「探索行為」が増加していることを挙げ「サイバー空間の脅威は深刻化している」とみている。

狙われているのは、あらゆるモノがネットにつながるIoT機器だ。警察庁の観測では、探索行為とみられるIoT機器へのアクセス件数は17年の2倍に。セキュリティー会社、米マカフィー日本法人によると、IoT機器を狙ったマルウエア(悪意のあるプログラム)は18年7~9月に世界中で約4万6千件を検知し、4~6月期から7割近く増えている。

機器を乗っ取り、サイバー攻撃の「踏み台」などにしている恐れがある。監視カメラの映像を盗み見たり、仮想通貨のマイニング(採掘)に悪用したりしている可能性も指摘される。

本来はIoT機器もパスワード変更などの対策が必要だが、初期設定のまま使っている無防備な企業も多く、被害に気づかないケースも多いとみられる。

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