米、対中貿易赤字7.4%減 制裁関税で輸入減

2019/2/7 0:20
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【ワシントン=鳳山太成】米商務省が6日発表した2018年11月の貿易統計(通関ベース、季節調整済み)によると、対中国のモノの貿易赤字は353億6200万ドル(約3兆9千億円)と前月比7.4%減った。対中赤字が縮小したのは7カ月ぶり。中国への制裁関税を18年9月に拡大した影響が広がり、輸入が6.4%減になったことが大きい。

米政府機関が一部閉鎖して集計作業が止まったため、通常よりも1カ月遅れて公表した。トランプ米政権は18年9月から家具や家電など2千億ドル分の中国製品に10%の関税を上乗せした。関税を避けるための駆け込み需要が一巡して輸入が落ち込んだ。中国による報復関税や中国経済の減速を受け、輸出も1.5%減と振るわなかった。

18年1~11月の対中赤字は3789億4600万ドルと前年同期に比べて10.8%拡大した。過去最大だった17年通年の対中赤字をすでに上回り、18年も過去最大を更新するのは確実だ。トランプ大統領は赤字縮小を公約に掲げるが、貿易戦争でむしろ赤字が広がる結果となっている。米国全体の18年11月の貿易赤字は前月比8.6%減の704億7800万ドル。

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