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沈没の戦艦「比叡」発見 南太平洋で米調査チーム

【ロサンゼルス=共同】太平洋戦争中の1942年、南太平洋で沈没した旧日本海軍の戦艦「比叡」の一部を、米調査チームが5日までにソロモン諸島沖の海底985メートルで発見した。

同チームによると、見つかったのは全長約220メートルの船体のうち、約150メートルの残骸。提供された写真や映像には、深海に横たわる船体や高射砲の砲身、巨大なスクリューなどが写っていた。

船体の映像を検証した広島県呉市の大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)の戸高一成館長は「火薬庫があった船体の前方部分がなくなっており、爆発が起きて沈んだ可能性が高い」と指摘した。

戦艦の歴史をまとめた資料などによると、比叡は1914年に完成。天皇が乗船する「御召艦」としても使われた。太平洋戦争では真珠湾攻撃などに参加。42年11月に米巡洋艦船隊との海戦で沈没した。戸高氏によると、太平洋戦争で旧日本海軍が初めて失った戦艦という。

発見したのは米IT大手マイクロソフト(MS)共同創業者で資産家の故ポール・アレン氏=昨年10月死去=が設立した財団の調査チーム。これまでもフィリピン沖で戦艦武蔵とみられる船体を発見するなど多くの戦艦の残骸を見つけている。

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