2019年8月26日(月)

MRJ開発、当面は宮永氏が主導 三菱重社長交代発表

2019/2/6 20:30
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三菱重工業は6日、4月1日付で泉沢清次取締役常務執行役員(61)が社長に昇格する人事を発表した。子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)が開発する国産ジェット機「MRJ」は納入が遅れているが、泉沢氏は「成長戦略を進めるうえで航空は大きな柱」と強調。会長となる宮永俊一社長(70)は当面は自身がリードしながら2020年半ばの初号機納入をめざす考えを明らかにした。

三菱重工の宮永現社長(右)と握手する新社長の泉沢取締役常務執行役員(6日、東京都内)

泉沢氏は入社後、造船や宇宙部門の研究開発などに携わってきた。MRJについては、三菱重工が16年秋に立ち上げた社長直轄組織「MRJ事業推進委員会」のメンバーとして、商用化に関わってきた。

宮永氏は「(商用運航に必要となる)型式証明の取得や(90席級の次に投入する70席級の)MRJ70のコンセプトをどうするかなど、前任者の責任だ」としたうえで「丁寧に私がリードしながら進めていく」と述べた。

三菱重工が同日発表した2018年4~12月期の連結決算(国際会計基準)で、MRJの投資額は前年同期比12%減の781億円だった。開発のヤマ場は超えているが、累計では6千億円規模を投じており、これ以上の納入遅延は許されない状況だ。

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