2019年8月21日(水)

中国関連株に見直し買い 米化粧品決算で悲観後退

2019/2/6 20:00
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株価下落が目立っていた中国関連株に見直し買いが入っている。米化粧品大手が中国市場で稼ぐ内容の決算を発表したことをきっかけに、6日の東京株式市場で資生堂コーセーなど中国の消費関連銘柄が軒並み上昇。「中国経済が思ったほど不調ではない」との見方から日立製作所コマツなど製造業の銘柄にも連想買いが広がった。

6日は資生堂が5%高、コーセーが4%高となり、日経平均株価の上昇率を上回った。

買いが入ったきっかけは、5日に米化粧品大手エスティローダーが発表した2018年10~12月期決算だ。アジアでの販売が好調で1株利益が市場予想を超え、同社株は前日比12%高となった。

資生堂やコーセーの株価は前日まで昨年末比でマイナス圏に沈んでいた。「売り持ちしていたヘッジファンドが買い戻した」(T&Dアセットマネジメントの酒井祐輔シニア・トレーダー)との指摘が出ていた。

中国関連の製造業にも買いが広がった。中国で積極的に事業を展開する銘柄で構成する株価指数「日経中国関連株50」は3日続伸し、約2カ月ぶりの高値をつけた。

背景にあるのが中国経済に対する過度の不安感の後退だ。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が来週初めに北京を訪れる予定で、米中貿易協議が進展する期待が高まっている。

もっとも、6日の東証1部の売買代金は2兆2000億円強と盛り上がりに欠け、日経平均の上値は重かった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の芳賀沼千里チーフストラテジストは「短期の材料で売買されており、相場の持続性には乏しい」と話していた。

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