[FT]米国のライバル、日本とソ連の前例を憂う中国
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数字に不穏なパターンを見て取るエコノミストにとって、「18」は考えざるを得ない数字となっている。「失われた10年」に差し掛かろうとしていた日本、崩壊間近だったソ連と全く同じように、2018年、世界第2位の経済大国である中国は世界経済の18%を占めたからだ。
現在の中国と同様、日本とソ連は米国政府から戦略的なライバルと見なされていた。1995年には、米国の新聞が日本のコングロマリット(複合企業)の産...
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