小中高でプログラミング教育 和歌山県の19年度予算案
和歌山県は6日、一般会計で5531億円となる2019年度予算案を発表した。18年度当初に比べ0.1%減とほぼ横ばいの規模。白浜町へのIT企業の誘致などの産業振興に取り組み、全公立小中高で独自のプログラミング教育を実施するなどIT関連の施策に力を入れる。13日の県議会に提案する。
仁坂吉伸知事が18年11月に4選を決めてから初めての当初予算。「和歌山県が発展する条件が整いつつあり、さらに前進するための新政策を展開する」と話した。
19年度から県内すべての公立小中高で独自のカリキュラムに基づくプログラミング教育を始める。ITに強い人材の育成が狙いで、約1億8100万円を計上した。