2019年4月20日(土)

「私は必ず壁を建設する」 トランプ演説要旨

トランプ政権
北米
2019/2/6 13:01 (2019/2/6 14:25更新)
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 トランプ米大統領が5日夜(日本時間6日午前)に実施した一般教書演説の要旨は以下の通り。

演説会場の下院本会議場には三権の代表が集まった=ロイター

演説会場の下院本会議場には三権の代表が集まった=ロイター

米の未来解き放つ

今夜示す課題は、共和党の課題でも、民主党の課題でもない。米国人の課題だ。

我々の多くが同様の公約を掲げてきた。米国人の職を守り、米国人にとって公平な貿易関係を要求する。インフラを再建し更新する。ヘルスケアや医薬品のコストを下げる。安全で合法的、現代的で不安のない移民制度を構築する。米国の利益を最優先にした外交政策を追求する――といったことだ。

両手を広げて演説するトランプ大統領=ロイター

両手を広げて演説するトランプ大統領=ロイター

米国の政治は、新たな好機に直面している。必要なのはそれを追い求める勇気だけだ。「勝利」とは政党が勝つことを意味しない。国のために勝つことだ。

今年、米国は2つの大切な記念日を迎える。6月、第2次世界大戦で連合軍が欧州を開放した出来事から75周年を迎える。また、勇敢な若いパイロットたちが月面に米国旗を立ててから50年がたつ。

20世紀に、米国は世界に対して、自由を守り、科学を進化させ、中間層の生活水準を再定義してみせた。今大胆に勇気をもって、この「偉大なる米国の冒険」の次の章へと踏み出さなくてはいけない。21世紀の新しい生活水準というものを創造すべきだ。素晴らしい水準の生活がすべての国民の手の届くところにある。

我々はともに何十年にもわたる政治的な行き詰まりを打開することができる。古い分断をつなぎ、古傷を癒やし、新たな協調体制をつくり、新しい解決策を生み出し、米国の素晴らしい未来を解き放つことができる。決めるのは私たち自身だ。

今夜、私は「偉大さ」を選ぶことを求める。

■賃金の伸び顕著

この2年間で私の政権は、(民主、共和)両党による過去の政権に無視され続けてきた問題に迅速かつ歴史的なスピードで取り組んだ。

大統領選からの2年間で前例のない好景気をもたらした。530万人分の新規雇用を創出した。大半の人が不可能だといったが、製造業で60万の職を創出した。我々の試みはまだ始まったばかりだ。

賃金も過去十数年間に経験したことのない速度で伸びている。ブルーカラーの職で一番賃金の伸びが顕著だ。米国は、世界でもっとも「熱い」経済だといわれている。失業率も半世紀ぶりの低水準にある。1億5700万人という米国史上で最も多くの人が働いている。

我々は勤労家庭への大幅な減税を実現し、小規模企業や農家の税負担を軽減し、非常に不人気だったオバマケアの未加入者への罰金を取りやめた。病気の重い患者に新薬を「試す権利」を与える法案を通した。

私の政権は、過去のどの政権が全任期にやったよりも多くの規制緩和を既に実現した。法人税の軽減と、規制緩和の成果で、多くの企業が米国に戻り始めている。

我々は米国のエネルギー産業を変革へ解き放った。米国は今や世界一のガス・原油産出国だ。過去65年で初めて、米国はエネルギーの純輸出国となった。

24カ月にわたる急速な進歩の結果、我々の経済は世界の羨望するところとなり、我々の軍隊は世界最強となり、米国は日々勝ち続けている。議員の皆さん、我が国の現状は非常に力強い。我が国は活気に満ちており、経済はこれまでにないほど繁栄している。

(先週の)金曜、先月に30万4000人の雇用創出が報告された。予想のほぼ倍だ。米国に奇跡的な経済発展が起こっている。これを妨げるのは、愚かな戦争や、政治的争いや、ばかばかしく、党派的な捜査などしかない。立法や平和があるところに戦争や捜査の入り込む余地はない。国外の敵を倒すには、我々は自国で団結しなければならない。

■超党派で行動を

新しい協力の時代を始めるには、まず上院で数年間も足止めされている300人の高い資格を持った候補を承認しなければならない。候補者にとっても、国にとっても不公平なことだ。

トランプ大統領の演説に立ち上がって拍手する共和党員(写真奥)と、座ったままの民主党員(手前)=ロイター

トランプ大統領の演説に立ち上がって拍手する共和党員(写真奥)と、座ったままの民主党員(手前)=ロイター

今が超党派で行動を始めるときだ。信じる信じないにせよ、そのような協力が可能なことは既に証明されている。

前期の(国会)会期中に前例のないオピオイド対策法、包括的な新農業法、歴史的な退役軍人法の改革案などが議会を通過した。そしてごく数週間前には、両党が画期的な刑事法の改革で団結した。この改革法は、不当に、また不均衡に罰せられてきたアフリカ系米国人のコミュニティーに対する量刑法を変えた。いまや、各州もこの例に倣い始めている。米国は贖罪(しょくざい)を信じる国だ。

このように、我々が団結したとき、この国は驚くべき進歩を遂げられる。いま、共和党と民主党は、この国が直面する緊急の危機に立ち向かうため、団結しなければならない。

国を守り、南部の国境の安全を確保する政府の予算案を通すために、議会に残されたのはあと10日だ。米国が不法移民を止め、残忍なコヨーテや、カルテルや、ドラッグ密輸人や、人身売買業者を失業させることをいかに決意しているか、議会が世界に向けて明らかに示すべき時だ。

■米国民の生活と雇用を守る移民制度を

今この時にも大規模に組織されたキャラバンが米国に向かって行進の最中だ。聞いたところによると、メキシコの都市では不法移民を排除するためにトラックやバスを調達して彼らを防御のない我が国の国境線に向けて輸送しているという。この猛襲に備えて南部の国境線に新たに3750人の兵士派遣を命じたところだ。これは道徳の問題だ。我が国の無法地帯はすべての米国民にとっての安全、保障、金銭的福祉への脅威だ。米国民の生活と雇用を守るための移民制度をつくることが我々の道徳的義務だ。これは我が国に在住する規則を守る何百万人という移民のための義務でもある。合法的移民は我が国と社会を無数の方法で豊かにする。我が国に人が流入してほしいが、あくまでも合法的にだ。

今夜私は、この国の市民を愛し、尽くすために我が国の危険な南部国境線を防衛することを皆さんにお願いしたい。

我が国の労働者階級と政治的階級の分断を表現するのに不法移民ほど適格なものはない。富裕な政治家とその献金者は国境を開放することを迫る一方、壁や門の向こう側に住んでいる。

その間、労働者階級は雇用減、賃金の低下、人口過剰の学校や病院、犯罪の増加、社会のセーフティーネットの不足という状況を通じ、大量の不法移民のための負担を強いられている。

不法移民への寛容は同情ではなく、無慈悲なことだ。3人に1人の女性が北に向かう長旅の途中で性的暴行を受ける。密入国者は子供を人質にして搾取し、違法に我が国に入る。

人身売買人と性の売買人は無防備な国境線を利用して何千という少女や若い女性を売春や現代の奴隷として密輸している。

何万人という米国民が我が国に大量に流入するメタドンやヘロイン、コカイン、フェンタニルといった違法ドラッグによって殺されている。

狂暴なギャングとして知られるMS-13は米国内の20都市で活動しているが、彼らの大半が南部の国境を通じて入国している。ほんの昨日もMS-13のギャングのメンバーがニューヨークの地下鉄のプラットホームで銃撃事件を起こし、逮捕されたばかりだ。我々は何千というこのギャングのメンバーを排斥したが、南部の国境線の安全を確保するまでは何度も我が国に入ってくる。

毎年、数え切れない米国民が犯罪者の不法移民に殺されている。

私はこれまで、多くの素晴らしい天使のようなお母さんやお父さん、家族と知り合いになったが、これらの人々がひどい心痛を被ることはあってはならない。

きょうここにお越しいただいたデブラ・ビセルさんは、ネバダ州レノの自宅でほんの3週間前に両親が強盗に襲われ銃殺された。不法移民の仕業だ。両親は80歳代で4人の子供、11人の孫、20人のひ孫を残して亡くなった。両親の孫であるヘザーさん、ひ孫のマディソンさんにも来ていただいた。彼らの痛みを実際に理解するのは難しいが、殺されたお2人の思い出のために、二度とこのようなことが起こらないように闘うつもりだ。

危険な国境を統制できないために国民の命を失うことは、もってのほかだ。

■必ず壁を建設

過去2年間に我が国の勇敢な移民税関捜査局(ICE)の係官は26万6千人の不法移民の犯罪者を逮捕した。これらの犯罪者は10万件近い暴行事件、3万件の性的犯罪、4千件の殺人を犯した者だ。

今夜ここにその取締官の一人をお招きした。ICE特別エージェント、エルビン・ヘルナンデスさんだ。エルビンが子供のころ、家族がドミニカ共和国から合法的に我が国に移住した。8歳のころエルビンは、自分は特別エージェントになりたいと父親に告げた。そして今、国際的な性的人身売買事件の捜査の指揮をしている。エルビンは「犯罪の犠牲者の若い女性のために犯罪者に法の裁きをもたらすことができれば、自分の使命が果たせたことになる」と語る。彼やその同僚たちの仕事のおかげで、昨年1年間に、300人に上る女性や少女を恐怖から救済し、1500人に上るひどい人身売買人を逮捕した。

特別エージェント、ヘルナンデスさん、勇気ある警察官を我々は常に支援する。ICEから我が国のヒーローをなくすようなことは絶対にしないことを今夜、私は誓う。

我々の行政府はメキシコとの国境での危機を終えるため常識的な提案を提出した。人道的な援助、警察官の増加、港湾での薬物検査、児童密輸の抜け道の閉鎖、新たな物理的な壁の建設計画だ。これまで適切な壁は建設されたことがないが、私は必ず壁を建設する。

壁はスマートで、戦略的で透けて見える鋼鉄の障壁で、ただのコンクリートではない。国境警備隊が最も必要と指摘する所に配置し、不法入国は大幅に減少する。

カリフォルニア州サンディエゴはかつて最も不法移民の多い場所だった。サンディエゴの市民と行政指導者の請願で強力な防壁を建てた結果、不法移民の入国はほとんどなくなった。テキサス州エルパソも強力なバリアーをつくり最も危険な都市から最も安全な都市に生まれ変わった。簡単に言えば壁は機能し、これにより人命は守れるのだ。

■破滅的な通商政策を転換

人々の命を守ると同時に米国の経済復興の急成長も維持しなければならない。

経済繁栄で女性が一番恩恵を受けた。昨年新しく生まれた職の58%に女性が就労した。女性の投票権が認められた100年後に、議会で過去最大数の女性議員が働いている。

トランプ大統領の後ろで演説を聞くペンス副大統領(左)とペロシ下院議長=AP

トランプ大統領の後ろで演説を聞くペンス副大統領(左)とペロシ下院議長=AP

経済の比類なき成功を続けるために、過去何十年にもわたる破滅的な通商政策を転換しなければならない。米企業への妨害、知的財産の盗用、米国の雇用と富を盗んできた時代は終わりにきたことを中国に突きつけている。

それゆえ、2500億ドルの中国製品に関税をかけることを決めた。これにより毎月何十億ドルもの歳入が国庫に入ってきている。中国を非難しているわけではない。これまでこれを許してきた我が国の指導者と代表者を非難する。習近平(シー・ジンピン)国家主席には大いなる敬意をもっている。彼とは新たな貿易合意に向けて作業している。しかし不公平な貿易慣習を是正し、貿易赤字を減らす構造的改革が必要だ。

もう一つの歴史的な貿易上の失敗は北米自由貿易協定(NAFTA)だ。多くの州でNAFTAのせいで夢を絶たれた人々に会った。これまで口約束ばかりで条約を変えようとした政治家はいなかった。新たな「米・メキシコ・カナダ貿易協定(USMCA)」はNAFTAに代わる米国の労働者のために有意義なものだ。製造業を米国に戻し、米国農業を拡大し、知的財産権を保護し、米国産という美しい文字を自動車に刻むことになるだろう。

互恵通商協定を結ぶことを私は請願したい。他国が米国製品に対し、不当な課税をした場合、それと同額の課税を相手にかけることができる。

両党が手を組み、米国の疲弊したインフラ設備を再構築しなければならない。私は議会がインフラ関連予算の通過を切望していることを知っている。私は未来の最先端の産業に新しい重要なインフラ投資をするため、法律をともに制定することを切望している。これは選択肢ではなく、不可欠なことだ。

■医薬品の価格競争を

保険医療、処方箋薬の費用の引き下げ、既往歴による病人の保護はこれに次ぐ重要課題だ。我々の努力により18年の医薬品価格は46年ぶりの大きな低下を示した。米国人が同じ医薬品について他国より高い金額を支払うのは容認できない。

議会には米国の患者のために公平性と価格透明性に向けた法律の通過を求める。製薬会社、保険会社や病院に実際の価格を公開させ、価格競争を通して下げさせるべきだ。

エイズウイルス(HIV)との戦いでは素晴らしい前進がみられた。私が提案する予算は民主、共和両党にエイズを10年以内に撲滅するためのコミットメントを呼びかけている。我々は共に米国でエイズとの戦いに勝利する。

小児がんとの戦いにも参加を呼びかける。私の予算は今後10年をかけての救命研究のために5億ドルの資金を提供してもらうよう議会に頼む。

そして働く親のために米国大統領として初めて全国的な有給の家族休暇制度を予算に含める。

全ての人を尊重するために、私は後期中絶を禁止する法律の通過を議会に求める。

■金委員長とベトナムで会談

私のアジェンダの最終部分は米国の国家安全保障の保護だ。この過去2年間で軍の再建が実現できた。昨年に7千億ドル、今年は7160億ドルをかけた。他の国も平等に軍事費を支払うようになった。何年も北大西洋条約機構(NATO)により米国は不公平な対応を受けていた。だがいまではNATO加盟国より1千億ドルの防衛費の増加を受けることになった。

親指を立てて議員らにアピールするトランプ大統領=ロイター

親指を立てて議員らにアピールするトランプ大統領=ロイター

軍備増強の一部として米国は最新鋭のミサイル防御システムを開発している。

数十年前に米国はミサイル能力を制限、減少する条約をロシアと結んだ。だがロシアはたびたび条約に違反した。それを理由に私は中距離核戦力(INF)廃棄条約から正式に離脱することを発表した。

中国など他の国も加えた別の条約の交渉をすることもできるかもしれない。もしそれができなかった場合、米国はいかなる国より多く資金を費やすだろう。

朝鮮半島の平和に向けた歴史的な動きにも我々は取り組みを続けている。米国の捕虜は帰国し、核実験は止まった。ミサイル発射は15カ月起こっていない。

私が米国の大統領でなければ、北朝鮮との戦争で何百万人もの人が犠牲になっただろう。まだまだ先は遠いが、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との関係はよい。金委員長と私は2月27日と28日にベトナムで再び会談をする。

2週間前、米国は正式にベネズエラの正当な政府とグアイド国会議長を暫定大統領として承認した。

我々は自由を求めるベネズエラの人たちを支持し、残虐なマドゥロ政権を非難する。南米で最も裕福だった国は社会主義的な政策により絶望的な貧困に追い込こまれた。

我々はここ米国で、社会主義を採用せよとの新たな要求に不安を感じている。米国は、政府の強制、支配、管理ではなく、自由と自主独立のもとに建国された。我々は自由に生まれ、自由であり続ける。我々は今夜、決して社会主義国にはならないとの決意を新たにする。

■終わりのない戦争を戦わず

我々が直面している一連の複雑な課題の一つは中東だ。我々は長年前進することがなく信用を失った理論ではなく、原則に基づいた現実主義のアプローチをとる。この理由から、私はイスラエルの真の首都を承認し、エルサレムに米国大使館を開いた。

我々の勇敢な軍隊は、中東でほぼ19年間も戦っている。アフガニスタンとイラクでは約7千人の英雄が命を失い、5万2千人以上が重い傷を負った。我々は中東に7兆ドル以上を費やしている。

大統領候補として私は新しいアプローチを約束した。偉大な国は、終わりのない戦争を戦わない。

私の就任時には「イスラム国」(IS)がイラクとシリアの2万平方マイル以上を支配していた。今や我々は事実上そのすべての領土を、この血に飢えた人でなしの手から解放した。ISの残党を打ち破るべく同盟国と協力するなかで、シリアで戦っている勇敢な兵士たちを帰還させるときだ。

アフガニスタンでは、政治合意を実現させるべく交渉を加速させている。我々の軍隊が勇敢に戦ったおかげで、この長く血みどろの紛争に政治的解決を追求することができる。タリバンを含め、多くのグループと建設的な話し合いを持っているところだ。この交渉が前進するにつれ、米軍のプレゼンスを減らし、対テロに焦点を向けることが可能になるだろう。合意に達するかどうかはわからない。しかし、20年におよぶ戦争の後で、少なくとも和平に向け努力する時にきている。

友人も敵も、何より国民を守る米国のパワーと意思を疑ってはならない。18年前、テロリストが米艦コールを襲撃したが、先月、米軍はその首謀者の1人を殺害した。

私は、世界の主たるテロ支援国であるイランの過激な体制に断固として立ち向かっている。

この腐敗した独裁体制が核兵器を得ることがないよう、私は破滅的なイラン核合意から離脱し、昨秋イランに対してこれまでの中で最も厳しい制裁を科した。

米国に死を唱え、ユダヤ人の大虐殺を脅す体制から目を背けることはない。反ユダヤ主義の卑劣な毒や、その悪意に満ちた信条を広げる者を見ないふりをすることはない。声を一つにして、いかなる場所でもこの憎悪に立ち向かわなければならない。

■米国の想像力を再点火

1944年のDデー(ノルマンディー上陸作戦)に米兵が英国海峡の暗い空の下で出発した時、彼らは貧弱な上陸用船艇で戦史上最も重要な戦いに向かう弱冠18歳か19歳の若者だった。

彼らはその時間を生き抜けるかどうか知らなかった。年を重ねることができるかどうか知らなかった。しかし米国は勝たねばならないと知っていた。彼らの大義はこの国であり、将来の世代だった。彼らはなぜそうしたのか。米国のため、我々のためにそうしたのだ。

その後到来したあらゆること――共産主義に対する勝利、科学と発見の大きな飛躍、平等と正義に向けた無類の進歩――その全ては、先達の米国民の血と涙、勇気と先見性のおかげで可能となった。

この議場を考えてみるといい。皆さんの前の議員たちが奴隷制を終わらせ、鉄道やハイウエーを建設し、ファシズムを破り、公民権を保障し、邪悪な帝国に立ち向かうために1票を投じたこの議場のことを。

今夜ここに、この偉大な国中から議員たちが集っている。我々は共に歴史上最も素晴らしい国を代表している。この機会に我々は何をするのか。我々はいかに記憶されるのか。議員の皆さんにお願いしたい。我々の前にある好機を見てほしい。我々の最も血湧き肉躍る成果はまだこの先にある。我々の最も刺激的な道程がまだ待ち受けている。最大の勝利はこれからだ。夢はこれからだ。

我々は、違いに規定されるのか、勇気を持って違いを乗り越えるのかを選ばなくてはならない。遺産を浪費するのか、それとも我々は米国民だと誇りを持って宣言するのかを選ばなくてはならない。我々は驚くべきことをする。不可能に挑む。未知のものを征服する。

米国の想像力を再点火する時だ。最高峰を求め、最も輝く星に狙いを定めるときだ。愛と忠誠の絆、市民、隣人、愛国者として我々をつなぐ記憶を再燃する時だ。

これは我々の未来、運命、そして選択だ。偉大さを選んでほしい。どんな試練に直面しようとも、どんな難題が現れようとも、我々は共に前進しなくてはならない。

我々は心の中に常に米国を第一に置かなくてはならない。魂に自由を生き生きと保たなくてはならない。神の下の一つの国は、世界の全ての国々の中の希望、約束、光、そして栄光でなければならないという米国の運命を常に信じなくてはならない。

ありがとう。神のご加護を。米国に神のご加護を。

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