2019年4月25日(木)

22歳男に無期懲役、名古屋女性強殺で地裁判決

中部
2019/2/6 11:30
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2017年、名古屋市西区のパート従業員の女性が殺害され、仮想通貨「ビットコイン」をだまし取られた事件で、強盗殺人や電子計算機使用詐欺などの罪に問われた無職、西田市也被告(22)の裁判員裁判の判決が6日、名古屋地裁であった。斎藤千恵裁判長は「人命を著しく軽視した犯行で強い非難に値する」として求刑通り無期懲役を言い渡した。

判決理由で斎藤裁判長は「計画性の高い犯行を主導しており、結果も重大だ。反省も見られず、被告に酌むべき事情はない」と指摘した。

公判では事件当時、西田被告に刑事責任能力があったかが争われた。弁護側は「心神喪失状態で行動をコントロールできなかった」と無罪を主張したが、斎藤裁判長は責任能力を認定。「財産を奪う目的で状況に応じて一貫して合理的に行動しており、精神障害での通院歴もない」と述べた。

判決によると、西田被告は17年6月、野田みゆきさん(当時53)から現金約5万円などを奪い、首を絞めて殺害。滋賀県多賀町の山中に遺棄した。同7月には、野田さんのビットコイン用の口座に不正アクセスし、コインを自身の口座に移してだまし取った。

共謀したとして起訴された無職の少年(19)は、強盗殺人罪などで懲役18年が確定している。

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