2019年4月26日(金)

タツミ、群馬・太田に新工場 大口径線材加工に対応

自動車・機械
北関東・信越
2019/2/5 22:27
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自動車部品製造のタツミは5日、群馬県太田市に新工場を建設すると発表した。手狭になっている栃木県足利市の本社工場から工作機械を移すほか、大口径の線材を加工できる機械を新たに導入する。これまで受注を逃していた部品も生産できるようにして売り上げ増につなげる。投資額は13億円。10月に着工し、2020年10月の稼働を予定している。

新工場にはまず足利工場の圧造工程を移管する(タツミの足利工場)

ミツバグループのタツミは自動車の電装品やブレーキ、変速機に使われる部品を生産している。国内では足利市と太田市、海外ではメキシコとインドネシアに生産拠点を持つ。線材の圧造、切削から熱処理、研磨まで一貫して手がけられるのが強みだ。

近年は線材の直径が25ミリメートル以上の部品の引き合いが増えている。ただ、本社工場は空きスペースがないうえ、天井高が低い。大口径の線材を加工する機械を設置できず受注を取りこぼしていた。新工場にはこうした加工が可能な最新機を導入、幅広いサイズの部品を生産できるようにする。

工場は太田市のおおた渡良瀬産業団地に建設する。3万1000平方メートルの用地を取得し、延べ床面積4000平方メートルの建屋を建てる。最新機のほか、本社工場から圧造加工の機械を移す。稼働時は約20人の従業員が勤務する予定だ。土地と建屋合わせた投資額は13億円となる見込み。

自動車部品メーカーは車のモデルチェンジに合わせて新型の部品の受注を獲得していく必要がある。タツミはモデルチェンジで落ち込む既存品の売上高を新工場での大口径部品の新規受注などで補う。

受注増には圧造加工の機械を移して捻出した本社工場の空きスペースも活用して対応する。19年3月期に60億円を見込む国内売上高を24年3月期に70億円に引き上げる。

新工場の敷地には将来的に切削加工なども移す。足利工場に残す機械の配置を見直すなどして生産性の向上も図る。

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