2019年2月21日(木)

公立病院部長に懲役2年求刑、治験巡る贈収賄で検察側

中部
2019/2/5 20:50
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臨床試験(治験)の補助業務を受注させる見返りに義理の娘名義の口座に現金を振り込ませたとして、第三者供賄罪に問われた公立陶生病院(愛知県瀬戸市)の呼吸器・アレルギー疾患内科部長、谷口博之被告(64)ら2人の論告求刑公判が5日、名古屋地裁(神田大助裁判長)であった。検察側は谷口被告に懲役2年を求刑した。

便宜を受けた臨床試験支援会社の実質経営者として贈賄罪に問われた小曽根秀明被告(55)には懲役1年を求刑した。

検察側は論告で「谷口被告は便宜に対する報酬として義理の娘名義の口座に架空の給与を支払わせた」と指摘。「患者の命にかかわる治験を担当していながら安易に犯行に及んでおり、言語道断だ」と述べた。両被告は無罪を主張している。

起訴状によると、谷口被告は2015年3~9月、臨床試験支援会社「ASOCIA」が治験補助業務を継続的に受注できるよう取り計らう見返りに、義理の娘の口座に計94万円を振り込ませたとされる。

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