2019年4月25日(木)

愛知の養豚場で豚コレラ発生か、豊田市で感染疑い

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2019/2/5 19:36 (2019/2/5 22:41更新)
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愛知県は5日、豊田市の養豚場で豚コレラが発生した疑いがあると発表した。豚コレラは昨年9月以降、岐阜県の飼育施設で感染が拡大。国の機関による検査で陽性が確定すれば、同県外の施設では初めてとなる。愛知県は緊急の対策会議を開き、この養豚場が飼育する約6600頭の移動を自粛させるなどの措置をとった。

愛知県によると、4日に豊田市の養豚場から飼育する豚に食欲不振などの症状が出ているとの連絡があり、5日の県による遺伝子検査の結果、症状の出た6頭のうち5頭で陽性となった。6日朝にも国の検査で陽性かどうかが確定する見込み。

県はこの養豚場への関係者以外の立ち入りを制限し、出入り口を消毒。施設外への豚の移動を控えさせ、物品の搬出も禁止する緊急措置をとった。

この養豚場では約6600頭の豚を飼育しており、国の検査で陽性が確定すれば自衛隊に災害派遣を要請し、すべて殺処分する。県の説明では養豚場は1月以降、食肉用の子豚を岐阜、三重、長野、滋賀、大阪の5府県の養豚場に計1140頭を出荷。愛知県は国の機関などを通じ、各府県に状況を伝えた。

豊田市の養豚場はまた、2日に同じ会社が経営する田原市の養豚場に子豚290頭を移動させた。県はすべて検査し、感染の有無を確認する。

殺処分をする場合、完了は9日になるとみられる。埋却や消毒といった一連の防疫措置が完了するのは12日の見込みだ。

同養豚場から半径3~10キロ以内は他に6カ所の養豚場がある。陽性が確定すれば搬出制限区域に定め、一定期間は区域外への豚の移動を禁止する。すでに当該施設に移動の自粛を要請した。

岐阜県では昨年9月、国内で26年ぶりとなる豚への感染が確認された。今月1日までに同県関市の養豚場や県畜産研究所など8施設で豚コレラが発生した。野生のイノシシ110頭超への感染も判明。イノシシを介して広がった可能性が指摘されている。

愛知県でも昨年12月以降、岐阜と隣り合う犬山市内などで野生イノシシ約10頭の感染が確認されており、県は対策を進めていた。

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