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ベトナム政府、車輸入規制継続へ 副首相が表明「厳格に運用」

【ハノイ=大西智也】ベトナム政府は2018年1月から続けている輸入車の規制「政令116号」を継続する方針を明らかにした。東南アジア諸国連合(ASEAN)域内の輸入車関税がゼロになるのと同時に煩雑な手続きを導入し、日系メーカーなどが改善を求めていた。チン・ディン・ズン副首相は政府内の会合で「これからも厳格に運用し続ける」と強調した。

現地メディアがこのほど報じた。ベトナム政府による車の輸入規制から1年が経過したのを受け、政府内で規制の中身や影響などを検証したうえで継続を決めた。

「政令116号」では車生産国で品質が保証されたことを示す証明書の提出や輸入ロットごとの車両検査を義務付けている。自動車業界などは政府に対して見直しを求めていたが、ズン副首相は混乱が当初は生じていたとの見方を示したものの「多くの会社の困難さや問題は既に解決された」と述べた。

ベトナムは2020年までに自動車メーカーの国内部品調達率を現在の10%程度から35~40%に引き上げることをめざしている。ズン副首相は自動車部品メーカーの育成が重要との認識を表明。「国内で車を生産するための障害を取り除いていきたい」などと述べ、国内に工場を構えるメーカーの優遇策を検討していることを示唆した。

ベトナム自動車工業会(VAMA)によると、18年のベトナムの自動車販売台数は前年比5.8%増の約29万台だった。そのうち輸入車販売は18年前半に輸入手続きが滞った影響が長引き6.2%減の約7万3千台となった。

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