紀陽銀行、Office 365導入 セキュリティー強固に

2019/2/5 13:08
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日経クロステック

紀陽銀行は2019年2月4日、日本マイクロソフトのクラウドサービス「Office(オフィス)365」を採用したと発表した。段階的に導入を進めて、最終的に約2400人の全行員で利用する計画だ。第1弾は19年度内に稼働する。近畿圏に本店を置く地方銀行としては初めての取り組みとなる。

外出先や自宅からメールや資料を閲覧したり、行内で仕事をする行員とコミュニケーションをしたりするために利用する。コミュニケーション手段としては、Office 365に含まれるチャットツール「Microsoft Teams(マイクロソフト・チームズ)」をフル活用する計画だ。紀陽銀行の山本俊紀IT戦略室部長代理は「将来的には全ての情報のハブになると考えている」と話す。

これまでも外出先や自宅からメールや資料を閲覧する仕組みは導入していた。タブレット端末で行内のシステムに接続する「シンクライアント」だ。ただ、操作性や通信の安定性に課題を抱えていた。Office 365の導入以降は外出の多い行員にパソコンを配布し、シンクライアントではなくOffice 365を使ってメールや資料などにアクセスするように変える。

セキュリティーを確保するため、端末管理とセキュリティーサービスの「Enterprise Mobility + Security(エンタープライズ・モビリティー・プラス・セキュリティー)」、Active Directory(アクティブディレクトリ、AD)のクラウドサービス「Azure AD Premium(アジュールADプレミアム)」を組み合わせて利用する。これらを使ってアクセスを制御し、決められたユーザーが決められた端末、決められたネットワークからしか接続できないようにする。

(日経 xTECH 白井良)

[日経 xTECH 2019年2月4日掲載]

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