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九州工大、研究者の評価指標開発 横国など9大学で検証

九州工業大学は大学の研究者を公平に評価する指標を開発し、他大学への導入を支援する。大学の研究分野が多岐にわたる中、統計的に「研究力」を算出し、研究者の人事評価や過不足を分かりやすくする。横浜国立大や岡山大、熊本大など計9大学で指標の算出方法などを検証し、九州工大を含む4大学で活用を検討していく。

開発中の評価指標「SURE-Metrix」はまず発表論文数に着目。研究分野によって論文を執筆・発表しやすい環境は異なるため、各分野の全論文数と執筆に投じた共著者数などのマンパワーを計測。ある研究者が所属する分野の平均値に比べ、効率よく多くの論文を発表できているか判定する仕組みだ。

今後は論文が引用された数、大学外からの獲得資金額を加えて指標を完成する方針だ。

学界では論文の国際的な引用数で研究者を評価するのが一般的だが、「同じ工学系分野でも全論文数に偏りがあるなど評価は難しい」(九州工大IR室)。透明性の高い評価指標で客観的な評価を広めたい考えだ。

大学経営を巡っては教育や研究体制に加えて社会貢献度や運営能力が問われており、文部科学省が国立大学の統合・再編を含む経営改革を支援する動きも出ている。

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