2019年3月26日(火)

麻生氏「子ども産まぬ方が問題」 衆院予算委で撤回 野党は反発

政治
2019/2/4 20:00
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麻生太郎副総理・財務相が少子高齢化問題に関し「子どもを産まない方が問題だ」と述べたことを受け、野党からは批判が相次いだ。麻生氏は4日の衆院予算委員会で発言を撤回した。麻生氏は2014年にも同様の発言をして批判を浴び、釈明した経緯がある。

衆院予算委で答弁する麻生財務相(4日)

麻生氏は3日に支持者らを集め、地元・福岡県の芦屋町で国政報告会を開いた。問題の発言は全世代型社会保障の必要性を訴えるなかでの発言だった。自身が生まれた頃と比べ平均寿命が30歳長くなったと指摘したうえで「年寄りが悪いみたいなことを言う変なのがいっぱいいるけど、それは間違いだ。子どもを産まなかった方が問題なんだから」と述べた。

麻生氏は4日の衆院予算委で「発言の一部だけが報道された。子どもを産みやすく育てやすい環境をつくっていくことが重要だ。誤解を与えたとすれば撤回する」と述べた。

立憲民主党の辻元清美国会対策委員長は4日、国会内で記者団に「『麻生節』ではすまされない。人権感覚がまったくない」と批判した。同党の蓮舫氏は記者団に「論外だ。少子化対策の予算を動かす位置にある人ではない」と述べた。共産党の小池晃書記局長は同日の記者会見で「少子化の責任を女性に押しつけている」と語った。

自民党の萩生田光一幹事長代行は4日の記者会見で「少し軽率な発言だったと思う」と述べた。「麻生氏流の演説のなかでの発言で、現場には一定の理解をした人もいると思う」とも語った。菅義偉官房長官は記者会見で「コメントは控える。政府は少子化対策に向けて様々な施策を進めてきている」と述べた。

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