2019年2月17日(日)

スマートキャンプ、札幌でクラウド営業代行

北海道・東北
2019/2/5 1:00
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法人向けクラウドサービスの比較サイトを運営するスマートキャンプ(東京・港)は月内に札幌市内に営業拠点を設ける。クラウドサービスを手掛ける企業から営業活動を受託。顧客の要望を把握し、サービス提供企業に有効な営業方法などを提案する。人件費などが比較的安い札幌に拠点を整備し、受託事業を拡大することで収益基盤を強化する。

スマートキャンプが営業拠点を構えるオフィスビル(札幌市)

新たな拠点は大通公園の近くのオフィスに設置。12日から営業活動を始める。社員のほか、アルバイトやインターンシップ(就業体験)の学生、子育て世代のパートも募り、人員は80人程度にする。東京以外に拠点を設けるのは初めて。

クラウドサービスを提供する企業から営業活動を受託。この企業のクラウドサービスの利用を検討している顧客に対し、電話で要望などを聞き取る。

顧客が抱えている課題や利用シーンなどを整理するとともに、顧客のサービス導入の可能性もランク分けする。その上でサービス提供企業に顧客ごとに適した営業戦略などを提案。サービス導入の可能性が低い顧客に対しては定期的な連絡や商品説明を通じて関心を引き出してから、サービス提供企業に引き継ぐ。

従来は東京都内で営業代行サービスを展開していた。業容の拡大に伴い、人件費や物件費が安い札幌に新拠点を置くことにした。札幌は言葉やアクセントがほぼ標準語と同じため、電話対応にも適していると判断した。

将来は札幌を新卒採用の拠点としても活用する考えだ。札幌や北海道に愛着を持つ優秀な学生の受け皿となり、道外への人材流出を防ぐ。同社の松本良太・北海道支社長は「札幌のベンチャーとして真っ先に名前の挙がるような存在を目指す」としている。

スマートキャンプは2014年に創業したスタートアップ企業。クラウドサービスの営業代行のほか、クラウドサービスの法人向け比較サイト「ボクシル」を運営する。18年3月期の売上高は2億6800万円だった。札幌の営業拠点を足掛かりに収益基盤を固め、19年中の株式上場を目指す。

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