豪金融不祥事、王立委が規制機関の新設提言

2019/2/4 17:35
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【シドニー=松本史】オーストラリア政府は4日、大手金融機関の不祥事を調査した王立委員会の報告書を公表した。実際には行っていないサービスの手数料徴収などについて「売り上げ至上主義」と厳しく指弾した。豪証券投資委員会(ASIC)など政府機関も十分に監督義務を果たしていなかったと指摘。規制当局を監督する新たな独立機関の設置を提言した。

王立委の提言は金融機関の手数料徴収の手法や監督官庁のあり方など計76に及ぶ。同日会見したフライデンバーグ財務相はすべての提言に対して何らかの措置をとる考えを示した。豪州の大手金融機関では2014年ごろから不祥事が表面化。豪政府は17年11月に独立した調査委員会、王立委の設置を決定し、同委が約1年かけて実態を調査した。

大手金融機関は王立委の調査と前後して顧客らに補償を実施。問題を指摘された商品やサービスの廃止といった措置をとった。

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