日産自動車の西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)は3日夜、日仏3社連合の定期会合を開いたオランダで、仏ルノーのジャンドミニク・スナール新会長と初めて会談したと明らかにした。西川社長は「未来志向で良い議論ができた」と語った。
東京都内で記者団の質問に答えた。定期会合は1月31日から2日間、アムステルダムで開いた。西川社長は「今後様々な話し合いができる。新たなステップが始まった」と話した。
ルメール経済・財務相など仏政府側と協議を行ったかどうかについては言及を避けた。
西川氏は3社連合のトップ人事について「(連合を)どう発展させていくかがポイントだという話をした」と話した。ただ、具体的な議論は行わなかったという。