白装束の男がぶつかり合い 三重・尾鷲でヤーヤ祭り

2019/2/2 20:55
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男たちが白装束で通りに繰り出し、集団でぶつかり合って豊漁と豊作を祈る奇祭、ヤーヤ祭りの「練り」が2日夜、三重県尾鷲市で始まった。普段は静かな街には「チョウサじゃ!」という勇壮なかけ声が響いた。

ヤーヤ祭りの「練り」が始まり、集団でぶつかり合う白装束の男たち(2日夜、三重県尾鷲市)=共同

300年以上前から続くといわれる尾鷲神社の例祭で、神に祭りの開始を告げる1日の「扉開き」に続く行事。各町内の数十人の男たちが通りで一丸となって相手を押し合う。「チョウサ」の意味は「年越し」「祭りに参加できる年齢に達した」などの説がある。

「祭りがなければ一年が始まらない。今年も頑張ろうという気持ち」とぶつかり合いに参加したのは市内の会社員、畠山和雄さん(66)。同市で街づくりの調査をしている茨城県常総市在住の東大大学院生、大友勝夫さん(23)=長野県上田市出身=も加わり「伝統ある漁師町の迫力を感じることができた」と楽しそうだった。

練りは3、4日も行われ、もみ合いの後は、男たちが冷たい海に飛び込む習わしも。祭りの最終日の5日は神事や神楽、大名行列、弓を射る儀式がある。

〔共同〕

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