2019年2月23日(土)

サービス付き高齢者向け住宅とは 手厚い補助金で急増
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2019/2/3 2:00
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▼サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) 入居者の見守りや生活相談サービスを備えた民営の賃貸住宅。2011年の高齢者住まい法改正により、複数の形態があった高齢者向け住宅を束ねる形で誕生した。入居要件は60歳以上か、要支援・要介護の認定者。バリアフリー構造で、居住部分の床面積が25平方メートル以上、キッチンなどの共用部が十分なら18平方メートル以上といった基準を満たす必要がある。

提供されるサービスは運営事業者によって異なる。国土交通省によると、食事は96%、調理など家事支援は51%の物件が手がける。入浴や排せつなどの介護も必須サービスではないが、48%が提供している。通所介護や訪問介護の事業所を併設し、実質的に介護施設のような運営をしているケースも多い。

運営事業者は都道府県など自治体に登録するが、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームのように行政の規制対象にはならない物件が大半だ。国は広さに応じて1戸あたり上限90万~135万円の補助金を出すなど、手厚い支援措置で建設を促してきた。都道府県別でみると大阪府(18年末で約2万6千戸)や北海道(約1万9千戸)に多く、一部の地域では競合も激しくなっている。

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