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ストランザ、歯の治療の画像・動画をクラウド管理

歯科医院向け予約管理システムを展開するストランザ(東京・港)は、患者の歯の画像や動画をクラウド上で一括管理し、患者とスマートフォン(スマホ)アプリを通じて双方向で情報共有できるサービスの提供を始めた。医院側は患者情報の管理がしやすくなる一方、患者側も自分の治療状況を確認できるなどの利点がある。

患者は歯科医院から送られる画像や説明をスマホで確認できる(サービスのイメージ)

新サービスは「メディカルBOX」。ストランザが提供する予約管理システム「アポツール&ボックス」の一部として提供を開始。患者がスマホで利用する診察券アプリ「私の歯医者さん」との連携も始めた。

画像や動画を患者ごとに整理して管理できる

医院側はクラウド上で歯のレントゲン写真や口の中の撮影画像、同意書などの診療に関わる書類を、患者ごとに一括管理できる。時系列で比較して進捗具合を確認するなど、診療に役立てることが可能だ。

患者とのコミュニケーションツールとしても活用できる。アプリを通じて患者に画像やコメントを送ることで治療方針を共有できるほか、患者からは家での食事や歯磨きの様子を動画で伝えてもらうことで適切な歯の健康管理の指導につなげることができる。

メディカルBOXを導入した、なりとみ歯科(佐賀県鳥栖市)の成富健剛院長は画像や動画を時系列で整理して比較できる点を高く評価する。「高齢者の口腔(こうくう)機能を把握したり、子どもの歯並びに影響する呼吸などの発達不全を発見したりすることに役立てたい」と話す。

ストランザは2013年設立。西島彰一社長が自身の母親の病名がわからず診療科をたらい回しにされた経験から、医療システムの機能向上の重要性を痛感。「検査結果や治療内容を医師同士や患者が共有できれば」との思いから、事業を立ち上げた。IT(情報技術)を使って歯科医院の業務を軽減するとともに、患者が状況や治療方針を理解した上で治療を受けられる社会を目指している。

「アポツール&ボックス」は現在、約1200の歯科医院が導入。新サービスの追加を起爆剤に、2021年4月末までに5000件の契約数を目指す。

(企業報道部 佐藤史佳)

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