名大の学生窓口の命名権、ビズリーチが取得
名古屋大は1日、東山キャンパス(名古屋市千種区)の文系総合館1階の「文系教務課学生ロビー」の命名権(ネーミングライツ)について、転職サイトを運営するビズリーチ(東京・渋谷)が取得したと発表した。愛称は「ビズリーチ・キャンパス名大」に決まり、名大は学生向けの印刷物や看板などで使用する。

期間は2023年3月までで、命名権料は非公表。名大は18年12月下旬まで2カ月間募集し、複数の提案から名称や命名権料などを総合的に勘案して選んだ。
1日の記者会見で、ビズリーチの南壮一郎社長は「首都圏の大学では当社のサービス利用が伸びているが、名大などでは広がっていない。キャリア形成を支援していきたい」と話した。
名大は収入拡大のため、今後も他の施設などの命名権を販売する計画。松尾清一学長は「資金は学生サービスの向上に充てていく」と話した。