「経済力2位」どう生かす 2019愛知県知事選
(データで見る論点)

2019/2/1 12:00
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愛知県の経済規模を示す県内総生産は39兆5593億円(2015年度、名目ベース)で、東京都に次ぐ全国2位だ。内閣府の「県民経済計算」は直近の18年夏の発表分から、16年に実施した算出基準の改定を反映。その結果、愛知県は13年度から大阪府を上回り、2位となっていたことが分かった。

基準改定で研究開発費が県内総生産に加算されるようになった。改定の前後が比較可能な06~14年度でみると、それぞれの年度で愛知県は2兆円前後増えている。

2位浮上を主導したのは民間による設備投資だ。15年度は10年度に比べ45%伸びた。自動車を中心とする製造業が多額の研究開発費を投じて付加価値を生み出している。名古屋駅周辺の再開発など活発な不動産投資も拡大を支えた。個人消費も8%増えている。

全国2位の経済力をどう生かすか。今回の知事選で新人の榑松佐一氏(62)は「誰もが普通の暮らしができる県政に」と訴え、教育や福祉への配分を重視。「県政を転換するときだ」と主張する。現職の大村秀章氏(58)は「愛知が前進すれば日本が前進する」と強調。民間の経済活動を支援し、所得や雇用の拡大につなげる好循環を持続させたい考えだ。

(2019愛知県知事選「データで見る論点」おわり)

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