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厚労省局長級幹部を更迭 賃金構造統計の報告漏れで

政府は1日の閣議で、厚生労働省で統計を担当する局長級の大西康之政策統括官を同日付で官房付とする人事を決めた。事実上の更迭。総務省が基幹統計の一斉点検結果を公表した後に、賃金構造基本統計で不適切調査が明らかになったことを受けた。根本匠厚労相は閣議後の記者会見で「引き続き職務を担わせるのは適当ではない」と説明した。

賃金構造基本統計では調査員が事業所を訪問する手法だったにもかかわらず、実際は郵送で調査を実施していた。総務省が1月24日に同統計を含めた基幹統計の点検結果を発表した際にはこれが含まれていなかった。厚労省は後になって追加で報告し、公表は4日後の28日に遅れた。厚労相は大西氏が「(24日の点検公表の)次の日に『そういえばこれがあった』と気がついて総務省に報告した」と説明した。

大西氏は1日付で官房付となり、今後は総合政策を担当する藤沢勝博政策統括官が、統計・情報政策や政策評価担当の統括官を兼務する。

一方、安倍晋三首相は同日午前の参院本会議で、毎月勤労統計の不適切調査問題を巡り、野党が要求した根本厚労相の罷免を重ねて拒否した。「不足した給付の速やかな支払いや徹底した検証と再発防止に引き続き全力で取り組んでいただきたい」と述べた。立憲民主党の福山哲郎幹事長への答弁。

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