2019年6月20日(木)

子宮頸がん年30万人死亡 WHO、ワクチンの普及訴え

2019/2/1 9:36
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【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は1月31日、世界で年に30万人以上の女性が死亡する原因になっている子宮頸(けい)がんについて「予防・治療可能だ」と指摘、途上国を中心に早期診断とワクチンの普及が重要になっているとした。2月4日は世界がんの日。

子宮頸がんには日本でも年に約1万人がかかり、約3千人が死亡。ワクチン接種の費用も助成されるが、厚生労働省は副作用の訴えが相次いだことを受けて接種勧奨を中止している。

WHOによると、世界で2018年の子宮頸がんの新規患者は推定57万人。死者は同31万1千人で、約9割が低・中所得国だった。

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)が引き起こすとされ、WHOではワクチンが感染防止に効果があるとして接種を推奨。またがんが早期で発見されれば治療可能だとして検診普及が重要になっていると強調した。

ジュネーブで記者会見したWHO当局者は「ワクチンの普及はアジア・アフリカの途上国などで遅れている」として普及活動を進めたいとした。

子宮頸がんは、子宮の入り口部分に当たる子宮頸部にできるがん。50代以下の比較的若い世代にも多く発症する。

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