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米中、首脳会談へ 中国は大豆輸入を大幅拡大

閣僚級貿易協議が終了

(更新)

【ワシントン=原田逸策】貿易協議のため訪米している中国の劉鶴副首相は31日、ホワイトハウスでトランプ米大統領と会談し、米国産大豆の輸入を大幅に増やす方針を伝えた。トランプ氏は閣僚協議で「大きな進展があった」と述べ、貿易協議の最終合意を目指して習近平(シー・ジンピン)国家主席と再び会談する方針を示した。

劉氏は会談で、習氏が託した親書を読み上げた。親書には米国産農産物の輸入拡大が盛り込まれており、劉氏は「大豆の輸入を500万トン増やす」と伝えた。

会談に先立ち、トランプ氏は記者団に「中国と最終合意するとすれば、習氏との合意になる」と述べた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは31日、中国側が首脳会談を2月に中国・海南島で開くことを提案したと報じた。

トランプ氏は「(習氏と)1~2回会うことになるかもしれない」と話した。3月1日の協議期限については「延長する必要はないだろう」とした。米司法省が華為技術(ファーウェイ)や同社幹部を起訴した問題については「今回議論していないが、いずれ話し合う」と述べた。

ホワイトハウスの声明によると、米中両政府は30~31日に開いた閣僚級の貿易協議で、技術移転の強制や中国市場の参入障壁、国有企業や補助金など7項目を議論した。声明は「進展はあったが、やるべきことはまだ多い」と指摘し、双方の溝が残っていることを示唆した。

期限である3月1日までに貿易協議がまとまらなければ、米国が中国製品2千億ドル(約22兆円)にかける追加関税を10%から25%に引き上げる。米中の閣僚協議は昨年6月初めに北京で開催して以来、約8カ月ぶり。

米中の首脳会談を前に、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が訪中し、閣僚級で協議を続ける。同氏は協議で合意した事項を中国にどう実行させるかの枠組みづくりが今後の焦点になるとの考えを示した。

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