インテル新CEO、「暫定」のスワン氏が正式就任

2019/2/1 0:34
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【シアトル=佐藤浩実】米インテルは31日、2018年6月から暫定的に最高経営責任者(CEO)の役割を担っていたボブ・スワン最高財務責任者(CFO)を正式なCEOに指名したと発表した。前任者が不祥事で辞任してから7カ月にわたり候補者を探してきたが、社内事情に精通するスワン氏が引き受けることで決着した。スワン氏はインテルで7代目のCEOとなる。

「暫定CEO」だったボブ・スワンCFOが正式に7代目のCEOになる

58歳のスワン氏はゼネラル・エレクトリック(GE)や電子商取引大手のイーベイなどを経て、16年にインテルに入社した。同年からCFOを務めており、投資家からの信頼は厚い。スワン氏は31日に従業員に宛てたメールで「取締役会からの打診があり、肩書から『暫定』を外す機会に飛び込むことにした」と語った。

インテルでは昨年6月、前任CEOのブライアン・クルザニッチ氏が過去に従業員と交際していたことが表面化。社内の監督者向けのルールに違反するとの理由で辞任に追い込まれていた。外部からの招へいや女性候補のうわさが出た時期もあったが、後任探しは難航していたもようだ。

インテルが24日に発表した18年10~12月期の決算はデータセンター向けCPU(中央演算処理装置)の売り上げ成長率が鈍るなど、景気減速の影響が表れ始めた。米中の緊張が強まるなか、事業のかじ取りは難しくなっている。新興勢との競争なども含め、正式なトップとしてスワン氏が対処しなければならない課題は多い。

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