2019年2月21日(木)

逮捕の男「畑付近の車内で殺した」 遺体は行方不明の女子大生

社会
2019/1/31 22:08
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茨城県神栖市内の畑に遺体を遺棄した容疑で逮捕された広瀬晃一容疑者(35)が、「車で畑付近に行き女性を車内で殺した」と供述していることが31日、警視庁捜査1課への取材で分かった。「騒がれたので殺した」とも話しており、同課は殺人容疑を視野に、経緯を調べている。

亀有署を出る広瀬晃一容疑者(中央)=31日午後、東京都葛飾区

同課は同日、遺体は2018年11月から行方不明になっていた東京都葛飾区西亀有の日本薬科大学1年、菊池捺未さん(当時18)と確認したと発表した。

同課によると、遺体は広瀬容疑者の自宅から十数キロ離れた神栖市須田の畑で見つかった。地面から約50センチ下の土の中に埋められており、同容疑者が穴を掘って隠蔽を図ったとみられる。

広瀬容疑者は、事件当時に勤務していた建設会社の車で遺棄現場まで移動していた。同課が車を押収して調べたところ、血痕や毛髪など身元確認につながる痕跡は確認されなかった。

遺棄現場は女子大生のスマートフォンの位置情報が切れた場所の近くだった。広瀬容疑者は「スマホは川に捨てた」と供述しているが、見つかっていないという。

広瀬容疑者は女子大生と面識はなく、「(インターネットの)掲示板で知り合った」「初めて会った」などと供述しており、同課は当時の経緯を調べている。

 ◇ ◇

■医療分野目指して上京
 遺体で見つかった菊池捺未さんは栃木県栃木市出身。2018年4月に日本薬科大の医療ビジネス薬科学科に入学し、母、弟と3人で暮らした同市のマンションを離れて上京した。
 実家近くに住む女性は「おとなしい子だったが、会うといつも礼儀正しく笑顔であいさつをしてくれた」と振り返る。「中学生の頃に小さい弟を連れて歩く姿をよく見かけた。とても仲が良さそうで、面倒見の良いお姉さんという感じだった」と振り返る。別の住民によると、幼い頃、電子オルガンを習うなど音楽が好きだったという。
 日本薬科大の関係者は「(18年の)11月下旬から連絡が取れなくなり心配していた」と話す。職員によると、「物静かな印象だった」という。

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