英蘭シェル、18年の純利益80%増 6年ぶり高水準

2019/1/31 21:38
保存
共有
印刷
その他

【ロンドン=篠崎健太】欧州石油最大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが31日発表した2018年12月期の連結決算は、純利益が前の期比80%増の233億5200万ドル(約2兆5400億円)だった。原油や液化天然ガス(LNG)の値上がりで、資源開発を担う上流分野の採算が大きく改善した。通期の純利益としては12年以来6年ぶりの高水準となった。

売上高は27%増の3883億ドルだった。生産量は日量366万バレル(原油換算ベース)とほぼ横ばいだったが、販売単価が石油は30%、天然ガスは18%それぞれ上がり、売上高と利益を押し上げた。

原油相場の国際指標である北海ブレント原油先物は、18年の平均価格が1バレル72ドル程度だった。生産コストの圧縮や低採算事業の入れ替えが進み、北海ブレントが110ドルを超えていた12年に近い利益を稼げる体質になった。純現金収支(フリーキャッシュフロー)の黒字額は394億ドルと4割強伸びた。

ベン・ファン・ブールデン最高経営責任者(CEO)は声明で「19年も力強い成果を出すことに集中する」と述べ、稼ぐ力の拡大へ規律ある投資を続ける方針を示した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]