2019年6月26日(水)

物材機構、AI向け変換ツール 計測データ利用容易に

2019/1/31 22:00
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物質・材料研究機構(茨城県つくば市)は計測機器メーカーと協力し、計測装置から出力されるデータから計測条件や試料などに関する情報を抽出して機械学習をはじめとした人工知能(AI)が利用しやすいXML形式のファイルに変換するツールを開発した。同機構のウェブサイトで公開し、データを活用した材料開発の促進が期待できるとしている。

アルバック・ファイ(神奈川県茅ケ崎市)とリガク(東京都昭島市)の協力を得て開発した。材料評価で広く使われる「X線光電子分光法」「X線回折法」の2種類の計測について、データの属性や関連情報を付与し、機械学習のデータ処理に必要な変数を抽出する。

今後も計測機器メーカーを増やしながら、対応する装置や対象とする計測技術の分野を広げていく方針。

従来は同一のメーカーでも装置が違うとデータ形式が異なり相互利用が難しいなど、AIが利用しやすいデータ形式に変換するツールが求められていた。

同機構ではAIなどを駆使して新素材を設計する「マテリアルズインフォマティクス」に必要となるデータ基盤の構築に取り組んでいる。

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