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千葉県、6年連続で転入超過 北西部中心に

総務省が31日発表した住民基本台帳に基づく2018年の人口移動報告によると、千葉県の転入超過は1万6924人(外国人除く)だった。超過数は前の年より4.4%拡大し、6年連続で転入者が転出者を上回った。流山市や船橋市など東京近郊を中心に若いファミリー層が多く移住。一方で県南部や外房地域は転出者が多く、人口減に拍車をかけている。

県内の市町村で超過数が最も多かったのは流山市の4121人。全国でも9番目に多かった。つくばエクスプレス(TX)の流山おおたかの森駅周辺を中心に子育て世代の転入が増えており、18年12月には人口が19万人を突破。16年12月に18万人を突破して以来、ちょうど2年で1万人増えた。

1万人増えるのにかかった年月をみると、16万人から17万人に増えるまで4年11カ月、17万人から18万人は2年9カ月かかった。転入のペースが速まっていることについて、流山市の担当者は「TX沿線の宅地開発が進んでいるのが寄与した」(市民課)とみている。

船橋市(3254人)も全国で10番目に超過数が大きかったほか、柏市(3001人)が11位、千葉市(2690人)も12位に入り、東京の通勤・通学圏への人口流入が加速している。千葉市幕張地区の大型再開発プロジェクト「幕張ベイパーク」など新たなマンション建設も活発で、人口増に一段と弾みが付く可能性がある。

県全体では転入超過が続く一方、八街市や銚子市、君津市など東京圏への通勤・通学圏からやや外れた地域は人口の流出傾向が目立つ。県内で人口の偏在が深刻化している状況について、ちばぎん総合研究所の福田宏治主任研究員は「転出が多い地域では、地域活動の担い手や税収の減少が懸念される。できるだけ転出を抑える取り組みが不可欠だ」と指摘する。

    ◇

総務省は18年分から人口移動報告の様式を見直し、外国人の転出入を含むデータを中心とする集計方式に切り替えた。外国人を含む千葉県の転入超過は1万1889人となり、前の年に比べて6.4%縮小した。

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